それにしても逮捕までするとは驚いた。警視庁が日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)の幹部らを摘発した一件だ。何でも容疑は、2年前のアダルトDVDのモザイクが薄すぎたことらしいが、一体何があったのか。
「ビデ倫は審査機関の最大手ですが、加盟社はピーク時の150社から90社に減り、審査本数も04年の9000本から06年には6000本まで激減した。で、06年9月にヘアを全面解禁したものの、加盟社の売り上げ減に歯止めはかからず、さらに審査基準を緩めざるを得なくなった。問題になったDVD2作品はズバリ見えるくらいキワドイもので、さすがに警視庁も見過ごすわけにいかず、昨年8月から家宅捜索が始まったのです」(加盟メーカー関係者)
やはり気になるのは、今後のアダルトDVD業界の行く末だ。委縮や自主規制に走るのか。
「業界最大手のビデ倫から逮捕者が出たので、他の審査団体や制作会社も戦々恐々です。薄消しが売りのインディーズ系も、生き残るために、ヘアは見せてもアナルにはモザイクをかけるなど基準を厳しくするでしょう。
ただそれではマニアは満足しないし、インディーズの存在意義がなくなります」(アダルトDVD雑誌編集長)
業界が悪循環に陥った原因は、やはりネットの無修整動画サイトのはんらんだ。
AVライターの加藤カジカ氏が語る。
「こっそりDVDレンタル店で品定めの時代はとっくに終わっています。ネットの会員サイトでは、人気AV女優の無修整生ハメ動画が、カード決済でフツーに見られるし、ダウンロードも当たり前。しかも、アダルトDVDを1カ月に10本レンタルするのと大差ない月会費で見たい放題です。“見えそうで見えないから想像力をかき立てられる”なんてマニアはもう化石で、いません。やっぱりモザイクなしで本番を見たいからネットに流れるのです。
こんなんだから、アダルトDVD業界は、商売あがったりです」
お世話になったAVレンタルは消えゆき、無法地帯のネット動画の天下になるということか。
http://news.livedoor.com/article/detail/3540927/
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