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なぜ障害者ドラマが頻繁に製作されるのか

障害者福祉の出版社勤務を経て、現在は行政書士として障害者の成年後見などをしている小林英樹さん(49)は、マイノリティーという視点で障害者ドラマを分析してきた。



 90年代に起きたブームは「バブルで踊らされた日本で、欲望世界の対極にある障害者の純粋無垢(むく)なイメージが、人々の共感を呼んだ」と見る。その後も途切れることなく障害者ドラマが作られていることについては「現在も日本の社会は経済至上主義、拝金主義で、バブル崩壊後と基本的には変わらない。だから、その反対にある清らかなもの、天使的なものが求められるのではないか」と話す。一方で、天使的なものとの表現方法は、時代の成熟とともに、徐々に現実に即してきているようだ。

 関係者に聞く限り、番組の作り手も、それを分析する側も一様に口にしたのは「障害者理解につながってほしい」ということだった。実際は、どうなのだろうか。

 メディアの社会的影響を専門にする東京女子大学教授の斉藤慎一さんは、「日常で直接接することがない人であればあるほど、視聴者に与える影響は大きい」と話し、だからこそ、「多くの人にとって日常的に接する機会が少ない障害者を描く際には、現実に即した形で表現することが重要だ」と指摘する。

 ドラマでの登場人物の描かれ方は、社会の価値観を反映しているという。斉藤さんによると、障害者への意識が低かった80年代以前は、ほとんど登場しないか、登場する場合でもかなり否定的に描かれていた。それが、93年に障害者基本法が制定されるなど障害者理解が進む流れの中で、障害者が登場するドラマが頻繁に制作されるようになった。

 必要以上に美化されるなど偏って描かれる問題点はあるものの悪く描かれることがなくなり、手話ブームで手話への違和感がなくなるなど、プラスの影響もあった。

 斉藤さんは「極端な表現で描かれる時期を経て、90年代には『障害者ドラマ』という言われ方が出てきた。流れとしての次のステップとして、今後は障害者ドラマとことさら言われることなく、『障害者が登場するドラマ』が当たり前になる時代が来るのでは」と語る。

http://mainichi.jp/life/edu/news/20080123dde012040036000c.html

◆関連
知的障害者をテーマにした映画 『バカ』
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この記事に対するコメント

でも、実際に障害者に関ったことある人ならドラマや映画の中の障害者とはまったく別モノだと言うのは、良く分かるけどなぁ。

いい人もいるけど、それ以上にヤバイ(ホームで急に押してきたり、女性に触れようとして避けられると怒鳴ったり)人も居るからねぇ。

【2008/02/11 08:48】URL |   #-[ 編集]

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