スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


レンタルビデオ屋で地味にハリウッド映画を借りる中年男性→安倍晋三さんでした


JR下関駅から市営バスで10分ほど走ったところに、河豚(ふぐ)の競りで有名な唐戸市場がある。その真横には、関門海峡が素人目にも分る激しい潮目を見せながら横たわっている。今はもうなくなってしまったが、唐戸市場の横に、小さなレンタルビデオショップがあった。
唐戸周辺に住んでいる人たちは、このショップでビデオを貸りていた。
ある日このビデオショップに、普段着姿の中年男性がやって来て、古い西部劇を何本かレンタルしていった。店を出ていくその男性の背中に「ありがとうございます」と声をかけた店長に、横で作業をしていたアルバイト店員が「ほら、あれ、今の安倍晋三ですよ」と言った。

「安倍晋三?」 店長がそう問い返すと「そんなことも知らないんですか?」と訳知り顔で、アルバイト店員が短く解説した。「政治家ですよ」当時を振り返り、店長が言う。
「すらっと背が高くて、背筋がぴんと伸びててね。いつも日曜日のお父さんみたいな格好して、『僕に投票してね』、とか『自民党よろしくね』とかひと言も言わないんだよ。見た目が、あまりにもきちんとし過ぎていて、地味なサラリーマンっていう印象しかない。ただ、いつも時間に追われているみたいで、店に来ても名作コーナーに並んでいる、古いハリウッド映画や西部劇なんかをまとめて何本か貸りて、さっと帰っていっちゃうんだ。
領収書切って帰る訳でもないから、下関出身じゃなかった僕なんか、全然気がつか
なかったよ」
 
西部劇ばかりを律儀に貸りていくところや、常に背筋がピンと伸びているところなど、その後宰相になってからの仕事ぶりを予感させるものがある。
真面目な人間は、どこへ行こうが真面目なのだ。実直で、自分の職務に対し嘘をつけない態度は、より多くのストレスと仕事を呼び込んだ。少し侘びしい宰相の最後の姿は、地元の人間以外に気づかれることなく去っていった、レンタルショップでの後ろ姿と重なりはしないだろうか。

http://www.ohmynews.co.jp/news/20070926/15436
http://www.ohmynews.co.jp/img02/news/15/15436/d070fc1f29701b132e70_ll.jpg

スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。