奈良県の妊婦が救急搬送を相次いで病院に拒否されて死産した問題で、救急隊が最初に受け入れを要請した通報現場から800メートル離れた病院には、当時、ベッドが空いていたことが分かりました。
奈良県橿原市に住む妊娠の女性(38)は29日午前3時前、買い物に出かけたスーパーで腹痛を訴え、救急車に乗りました。消防が受け入れ先の産婦人科を探したものの、奈良県・大阪府の病院に相次いで断られ、救急車が大阪府高槻市の病院に到着したのは、通報から3時間後でした。この搬送途中に女性は破水し、胎児は死亡した状態でした。
この問題で、最初に受け入れを要請された奈良県立医大付属病院では、
空きベッドがあったのに、受け入れを断っていました。別の妊婦の診察中
だった当直医が「後にしてほしい」と答えたのを、事務担当者が「受け入れ
拒否と判断した」と言い、当直医は「受け入れを断ったつもりはなかった」と
話しているということです。
一方、与謝野官房長官は30日の記者会見で、「医療制度として欠けているところがあると感じている。厚生労働省の対応を見ていきたい」と話しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20070830/20070830-00000015-ann-soci.html
※動画:
http://news.bcst.yahoo.co.jp/news.asx?cid=20070830-00000015-ann-soci-movie-001&media=wm300k